観葉植物を枯らしてしまうあなたへ。それでも自然のある部屋はつくれる。

暖かい季節になってくると、ふらっと花屋やグリーンショップに足を運んでしまう。棚に並ぶ鉢植えを眺めて、自分の部屋に合うかな、あの場所に置いたらいいかもな、なんて考える時間は、それだけで気持ちがほぐれます。

でも、冷静になるとふと手が止まる。「ちゃんと育てられるかな」と。水やりの頻度がわからなかったり、日当たりが心配だったり、過去の経験を思い出したり。理由はそれぞれですが、植物のある暮らしに憧れながらも、踏み出しきれない人は意外とたくさんいます。

そんなときに知っておきたいのは、自然のある部屋をつくる方法は「植物を育てる」だけではない、ということ。この記事では、暮らしや好みに合わせて選べる、いくつかの方法をご紹介します。

「観葉植物」だけが、自然を楽しむ方法じゃない

植物を育てる暮らしは、もちろん素敵です。日々の小さな変化に気づいて、水をやって、葉を拭く。その手間そのものが楽しい人もいます。

でも、ライフスタイルによっては、植物との相性が良くないこともあります。出張や旅行が多い、家にいる時間が短い、日当たりが悪い、ペットや小さな子どもがいて植物を置くのが難しい。理由はさまざまです。

観葉植物のある部屋が心地いい理由を別の記事で書きましたが、その本質は「自然とつながる感覚」にあります。緑、空気、生きものの気配。それを部屋に持ち込めるなら、必ずしも本物の植物を育てなくてもいい。今は選択肢がいくつもある時代です。

部屋に自然を取り入れる、いくつかの方法

進化したフェイクグリーン

「フェイクグリーンは安っぽい」というイメージを持っている人は、最近のものを一度見てみてください。葉の質感、色のグラデーション、枝の自然な曲がり。手に取って近くで見ない限り本物と区別がつかないクオリティのものが、専門店やオンラインで手に入ります。

水やりの心配がない。日当たりを気にしなくていい。出張中も枯れない。寝室や暗い玄関、トイレなど、本物の植物には厳しい場所にも置けます。本物との一番の違いは「育つ楽しみがない」ことですが、その分、好きな大きさと形を最初から選べる気軽さがあります。

切り花・ドライフラワー・苔玉

「育てる」のではなく「飾る」という選択もあります。

週末に花屋で切り花を一束買って、テーブルに飾る。1週間ほど楽しんで、しおれてきたら手放す。同じ植物を「ずっと所有する」のではなく、季節の一瞬だけを部屋に招くスタイルです。一束500円ほどで毎週の楽しみにもできます。

ドライフラワーやプリザーブドフラワーなら、何ヶ月も飾れます。スワッグ(花束を逆さに吊るすもの)を壁に掛けるだけで、部屋の空気がふっと変わる。苔玉も人気で、最低限の手入れで楽しめる小さな緑として注目されています。

窓の外の景色を変える

もう少し視野を広げてみると、「部屋にある植物」だけが緑ではありません。窓の外に見える景色も、立派な自然です。

とはいえ、住んでいる場所の窓の向こうに森があるとは限りません。隣のビルの壁、駐車場、車の多い道路。物理的な窓から見える景色は、自分では選べません。

Atmoph Window は、壁に掛けるだけで世界50カ国以上、2,000カ所以上の風景を映像と自然音で楽しめるデジタル窓です。北欧の森、ハワイの海岸、京都の苔庭。気分や時間帯に合わせて、部屋の窓の外を切り替えられます。

植物を育てる手間はありません。日当たりを心配する必要もない。出張から戻ったときに枯れている悲しさもない。電源を入れるだけで、いつでも好きな自然が窓の外に広がります。本物の植物が「育てる楽しみ」をくれるなら、デジタル窓は「世界中の風景を選べる楽しみ」をくれる存在です。

もし、もう一度育ててみたくなったら

ここまで「育てない」選択肢を紹介してきましたが、もちろん「やっぱり本物の植物を育ててみたい」と思うこともあるかもしれません。そのときは、過去の経験を踏まえて品種を選び直してみるのもいいと思います。

耐陰性が強く、水やりを忘れがちな人にも比較的優しい品種として、ポトス、サンスベリア、ザミオクルカスなどがよく挙げられます。日が入らない部屋でも植物用LEDグローライトを併用すれば育てられますし、留守がちな人は底面給水のプランターという選択もあります。

大切なのは、「次こそ枯らさないように頑張る」ではなく、「自分のライフスタイルに無理のない関わり方を選ぶ」こと。観葉植物との関係も、人それぞれの距離感があっていいはずです。

緑がそばにあれば、それで十分

本物の植物を育てる暮らしも、フェイクグリーンを楽しむ暮らしも、窓の外の風景に癒される暮らしも、どれもそれぞれに価値があります。「正しい自然との付き合い方」がひとつだけあるわけではありません。

大事なのは、自分の部屋に「ふと目に入る緑」があること。それが鉢植えでも、フェイクでも、画面の向こうの森でも、心が落ち着く感覚は変わりません。

Atmoph Windowの風景ラインナップは公式サイトでご覧いただけます。観葉植物そのものについてもっと知りたい方は、観葉植物のある部屋が心地いい理由もぜひあわせて読んでみてください。